武器輸出を解禁せよ

無審査で輸出される電子機器

無審査で輸出される電子機器

我国では、武器輸出を禁止しており、これを平和に貢献している、或いは平和の為に武器輸出を禁止していると言う輩は阿呆か似非平和主義者であり、この事実は安全保障上マイナス要因と為りこそすれプラスになる事は絶対に在りえないと考える。

何故ならば、自衛隊の使用している武器の殆どは外国のライセンス生産、若しくは輸入品でありこの事は輸出国、或いはライセンス保有国と外交上不味い関係に陥った場合、そのライセンス使用や輸出を停止された場合に我国は戦わずして敗れると言う事態に陥るからである。

今ひとつは、輸出が出来ない為に生産コストや開発技術に国際競争力が無いと言う事で、国産品は高額商品になり、国産品を使用する事は結果的に防衛予算が膨れ上がり、国家負担が大きくなると言う結果になる。

亦、現在我国で流通しているゲームソフトやこれに類するもので、兵器部品に転用でき得るものが在るが、武器輸出を禁止している為に、兵器に転用できる製品のチェックが全くなされておらず、脅威となり得る国へ流出し兵器に転用され、或いは我国から輸出されたソフトが転用搭載されている兵器を高額で輸入する羽目になっている。

この様に、武器輸出を解禁する利点は、兵器に転用可能な電子部品の輸出前チェックが厳重になり脅威となり得る国への流出が防止でき、自国で開発生産する事により、価格面での国際競争力をつけ、価格を下げる事ができる。

複数の国へ武器輸出をする事に拠り、国際紛争の抑止力となり得る、何故ならば紛争を起こしているか起こそうとしている相互の国へ武器輸出をしている場合、何れか一方或いは双方への部品供給を停止してしまえば紛争を続ける事は不可能となり、終結若しくは未然に防止できる。

このパターンを輸入やライセンス生産に頼っている我国に置き換えて考えれは、安全保障上プラスなのかマイナスなのかは一目瞭然に判断出来る筈である。

朝連や北朝の偽装企業を通じて、垂れ流しの如く流出している電子部品が我国を脅かす兵器に化けている事実を考えてみよ。