癌細胞に蝕まれた日本

大東亜戦争敗戦後の米国に拠る占領政策の実験的政策の一つに労働組合が在り、これは占領軍最高司令官マッカーサーが、日本の民主化一環として我国に移植した労働運動は瞬く間に全国を席捲し昭和二十二年三月一日の統一ゼネストに発展し、慌てた占領軍総司令部は昭和二十二年二月二十八日に解散命令を下し、戦後初めての統一ゼネストは回避された。

ピケを張りストライキ中の売国労働者集団の皆様方

ピケを張りストライキ中の売国労働者集団の皆様方

しかし、この時に占領軍総司令部は「労働組合」の「芽」を完全に摘み取る事を行わなかった為に、全国に散った癌細胞は次々と増殖を繰り返し、企業の健全発展を阻害するばかりではなく「共産主義」を標榜する「政社」と結びつき、労働運動プラス左翼的政治色の連合体となり「企業の健全発展を阻害し、国家転覆を目論む赤い癌細胞」と化し現在の日本を隅々迄蝕んでいるのが現状であろう。

病気の「癌」でも手術の際に少しでも取り残せば、たちまち増殖して前より悪化するのは常道で、我祖国日本の現状も取り残した癌細胞が全身に転移し、死を待つ「末期癌」の患者に等しく占領軍による、日本と言う国家を使った人体実験の結果である。

これらの癌細胞は教育現場に於いては、日本の教育を根幹から揺るがす左傾化思想を子供達に吹き込み、企業や官庁に於いては、働かずして賃金を強請取る「組合専従者」なる珍妙なる職種を作り出し、税金を掠り取り国や自治体及び企業の健全発展を阻害するばかりか政治運動にまで介入し、国政を乱している。

これらの癌細胞を票田とする政党は、「共産党」「旧社会党」「旧民社党」等で、「旧社会党」は「社民党」と衣のみを替え、一部は「旧民社党」や「自民党」の破門組と合流し、連合系労組と抱きつき「民主党」を形成しており、この集団の中には昔日の「中核派」「核マル派」「全共闘」「社青同」等の極左暴力集団出身の連中や三国人が居り、この政党が日本の政権に就いた場合のマイナスは計り知れないものがある。

あ~ぁ見てらんねぇ。ガキと一緒だよ遣ることが

あ~ぁ見てらんねぇ。ガキと一緒だよ遣ることが

全部の労組が左翼系と言う訳では無く、一部には体制派即ち右翼系もあるが、どちらかと言えば政治運動で目立つのは左翼系労組であり、この左翼系の解体こそが今後の発展の原点ではないか。

これらの癌細胞を取締監督に当る立場の人達の極めて穏健とも言える意見に「組合そのものが悪いと言うよりも、其処に思想が入り込み、政社と結びついて左傾化した政治団体のようになってしまうからいけない」といった人もあるが、労組が政治介入をする事がそもそも間違いで在り、政治介入を容認する事こそ、国家が亡国への道筋を転げ落ちる事につながるのでは無いかと考える。

現代の労組構成員は、自分達組合が政社の資金源として利用されている事に何人が気付いているだろうか?自分達組合員の頭にストローを差し込まれ「チューチュー」と汗水垂らして稼いだ金を吸い上げられている事すら気付かず、政社のスローガンを一心不乱に唱えている皆様を見ると、何とも滑稽・・・否気の毒で、利用価値が無くなり、或いは団体に都合が悪くなれば「捨てられる」事も知らずに。

癌細胞は健全な細胞に寄生し養分を吸いながら増殖し、健全な細胞を駆逐してしまう、組合も同様な事が言え、政社と結託し思想の絡んだ組合は当に「超悪性の癌細胞」以外の何物でも無く、これらを制圧できない日本に未来は在るものであろうか。